合宿中・学園側(先輩ひとりじゃないよ携帯クッキー)
合宿二日目。
海の家ではウォータースライダーが封鎖され、赤ペン先生のステータスが静かに更新されていた、その同じ日。
トレセン学園の家庭科室では、後輩ちゃんが小麦粉をふるいにかけていた。
先輩が合宿に行っている間にできること。
それを考えた末の答えが、これだった。
クッキー。
昨日も焼いた。今日も焼く。
昨日は「みんなに配る」クッキーだった。今日は違う。
今日のは、先輩に送るためのクッキー。
合宿中でも持ち運べて、疲れた時にすぐ食べられて——そして、食べた瞬間、ひとりじゃないって思えるような。
後輩ちゃんは真剣な顔でノートを開き、そっと書いた。
先輩ひとりじゃないよ携帯クッキー
善意百パーセントだった。
先生にきちんと許可をもらって、ボウルと計量スプーンを出した。昼休みに購買で揃えた材料が、調理台の上に並んでいる。
「えっと……まず小麦粉……」
後輩ちゃんは、ノートを横に置いて、計量スプーンを持った。
こねて、型を抜いて、オーブンに入れる。
いい匂いが、家庭科室いっぱいに広がっていった。
先生が顔を覗かせた。「今日は何作るの?」
「合宿で頑張っている先輩たちに送れるものを試作したくて」
後輩ちゃんは、まっすぐそう答えた。先生は少しだけ目を丸くして、それからにこっとした。
できあがったクッキーは、ちゃんとおいしかった。後輩ちゃんが一枚食べると、ほっとした。先生も「おいしいわね。優しい味」と言ってくれた。
成功だった。
……でも。
後輩ちゃんは、残った生地を眺めた。
「先輩は、きっとまだ頑張っている」
声に出すと、胸がきゅっとなった。
ノートを開いた。ペンを持った。
「もっと応援できる形に。合宿中でも持ち運べて、疲れた時にすぐ食べられて——食べた瞬間、ひとりじゃないって思えるような」
書きながら、考えた。どうすれば伝えられる。答えが出るよりも先に、手が動いていた。
小さな瓶のふたを開けると、ふわっとした香りが漂った。温かくて、どこか懐かしい。
「……これ、いいな」
先輩のことを思いながら、生地に少し垂らした。それから、プロテインのパウチを手に取った。栄養補助ゼリーのエキスも、ちょっと。どのくらい入れたかはあまり考えなかった。感覚で混ぜた。気持ちで測った。
何種類の成分が混ざったのか、後輩ちゃんはあまり把握していなかった。
でも、気持ちは込めた。全力で。
最初に異変が起きたのは、廊下だった。
通りかかったウマ娘の足が、止まった。
なんか……いい匂いがする。
お菓子の匂い。でも、それだけじゃない。なんか、懐かしい。実家みたいな。布団を干した日みたいな。それから、なんとなく、誰かにそっと頭を撫でられた気が——
気づいたら、壁にもたれて座り込んでいた。
「なんか……落ち着く……」
横を見ると、いつの間にか二人も並んでいる。みんな同じような顔をしていた。とろりとした目で、ただそこにいる。
家庭科室の中では、後輩ちゃんがオーブンを覗いていた。廊下の様子には、まだ気づいていない。
「失礼します」
扉を開いたのは、駿川たづなだった。
書類仕事の最中に廊下から呼ばれて来てみれば、三人が座り込んでいた。様子を確認しようと近づいたところで——香りが届いた。ハンカチを取り出して、口元に当てた。
(……これは)
それでも足を止めずに、扉を開ける。
家庭科室の中では、後輩ちゃんがひとり、真剣な顔でボウルを混ぜていた。頬を少し紅潮させて、耳がぴんと立っている。作ることに、完全に集中していた。
「後輩ちゃん」
「あ、たづなさん! 見てください、もうすぐできあがりそうで——」
「少し、お話を聞かせてください」
声は穏やかだった。ただ、いつもより少しだけ低かった。
後輩ちゃんは首をかしげながら、手を止めた。
たづなさんは、まず材料を全部確認した。小麦粉、砂糖、バター、ミント、プロテイン、栄養補助ゼリー、そして小さな瓶。瓶を一つ手に取り、中身を少し嗅いで、目を細めた。
「後輩ちゃん。これは、どんな気持ちで作っているんですか?」
「はい! 先輩たちが合宿で頑張っているから、持ち運べて、疲れた時に食べられて、食べたらひとりじゃないって思えるようなクッキーを……!」
「気持ちを込めたんですね」
「はい! 全力で!」
たづなさんは、一度目を閉じた。
「……とても、いい発想ですよ」
「ありがとうございます!」
「でも」
後輩ちゃんの目が、少し揺れた。
「配布の前には、必ず先生かトレーナーさんに相談してくださいね」
「……は、はい」
後輩ちゃんは、エプロンの端を、そっと握った。
うつむく。
たづなさんが、静かに続けた。
「気持ちは、きっと伝わります」
後輩ちゃんは、顔を上げた。
「だからこそ、安全に伝えましょうね」
その言葉が、するりと胸の中に入ってきた。
伝わる。きっと伝わる。だから、安全に。
「……安全に、伝える」
ぽつりと、後輩ちゃんは繰り返した。
試作品は、密閉容器に入れられた。
たづなさんが冷蔵庫の扉を開けて、奥にそっとしまう。「開封禁止・要確認」と書いた張り紙を、きちんと貼った。
家庭科室の空気が、ゆっくり落ち着いていく。
後輩ちゃんは、ノートを手に持ったまま、しばらく考えていた。
安全に、伝える。
その言葉が、頭の中をぐるぐるしていた。
「……なら、お手紙を添えれば……?」
ぽつりと呟いた。
たづなさんが、後輩ちゃんの方を向いた。
「お手紙は、良いと思います」
後輩ちゃんの顔が、ぱっと明るくなった。
「ただし」
一拍の間があった。
「内容は、一度見せてくださいね」
後輩ちゃんは、しゅんとした。でも、すぐにこくんと頷いた。
「……はい!」
今度は、ちゃんと返事ができた。
その日の放課後、学園の掲示板では、あるスレッドが静かに注目を集めていた。
トレセン学園スレ
【気がついちゃった】片方で何かあればもう片方は大丈夫だって【やめろ】
レス 1〜50
気がついちゃった
やめろ
言うな
書き込むな
スレタイだけで嫌な予感した
気がつかなかったことにしろ
でも聞いて
合宿組で何か起きてる時って
学園側は平和じゃない?
やめろって言ったよね???
お前今すごいこと言ったぞ
片方で事故が起きてるなら
もう片方は大丈夫理論?
危険な理論すぎる
実際、昨日ウォータースライダーが封鎖されたけど学園側は平和だった
平和だったよね
後輩ちゃんはクッキー焼いてたし
いい子だった
ブレスケア兼ねたクッキーだったけど
そこは見ないことにしよう
おい
クッキーはおいしかったからセーフ
おいしいは安全基準じゃないんだよ
でも気絶者は出てない
ならセーフ
判定がゆるい
学園基準ではセーフ
もう基準が壊れてる
つまり今日は合宿側で何か起きてるなら学園側は大丈夫
だからやめろ
今の時点で合宿側はウォータースライダーが封鎖されてる
なら学園側は大丈夫
大丈夫だよね???
大丈夫って言って!
大丈夫
大丈夫
大丈夫だよ
言わされてる感すごい
大丈夫って言えば大丈夫になるんだよ!
言霊信仰やめろ
だって怖いんだもん
今日の学園側に危険要素ある?
後輩ちゃん
あるじゃん
終わり
解散
待って
後輩ちゃんは今日は普通に授業受けてるだけだよ
そうなの?
見かけた
ノート抱えて歩いてた
ノート
ノートを抱えて
歩いてた
大丈夫じゃないじゃん
レス 51〜100
いや違う
普通のノートかもしれない
タイトルは?
見えなかった
ならまだ大丈夫
タイトルが見えてないノートは安全
新基準を作るな
最強引き継ぎ計画って書いてなければセーフ
その言い方やめて
あの子、先輩が合宿に行ってる間に自分も頑張ろうとしてるだけでしょ?
いい子だなぁ
いい子なんだよなぁ
いい子だから怖いんだよ
善意100%で走り出すタイプ
悪意がないからブレーキがない
そこは赤ペン先生が……
赤ペン先生は合宿です
そうだった
学園側、ブレーキ不在では?
やめろ
今一番言っちゃいけないこと言った
でも後輩ちゃんには同級生もいるし先生もいるし
たづなさんもいる
たづなさんなら何とかしてくれる
たづなさんを万能防壁扱いするな
実際かなり万能
でもたづなさんもたまに被害者側に回る
やめろ
金庫が増える音がした
しないで
でも今日は合宿側が大変だから
学園側は平和
これは統計的に正しい
サンプル数いくつ?
体感
最悪の統計
でも今まで同時多発は少なくない?
少なくはある
ゼロではないのが怖い
怖い話するな
合宿側:ウォータースライダー封鎖
学園側:後輩ちゃんがノートを持っている
これ、均衡取れてる?
取れてない
ノートの方が怖い
施設封鎖よりノートが怖い学園
おかしいだろ
おかしくなったんだよ
あの子たちのせいで
でも好き
わかる
問題起こすけど、なんか憎めないんだよね
毎回根っこは誰かのためだからな
だから余計に止めづらい
善意がアクセル踏んでる
レス 101〜150
ハンドルも握ってる
ブレーキは?
合宿中
草
草じゃない
後輩ちゃん今日何してるか知ってる人いる?
昼休みに見た
購買で材料買ってた
材料
何の?
小麦粉と砂糖とバター
クッキーならセーフ
昨日もクッキーだったし
連日クッキーはかわいい
ほのぼの
ほのぼのしてる場合か?
追加でミントも買ってた
あっ
ブレスケアクッキー継続か
まだセーフ
あと栄養補助ゼリー
ん?
あと粉末プロテイン
んん?
あと小さい瓶
瓶?
香料じゃないよね?
香料じゃないって言って
大丈夫って言って!
大丈夫
大丈夫だよ
震え声やめろ
待って
購買に売ってる瓶なら普通にバニラエッセンスでは?
あー
それならセーフ
お菓子作りだ
よかった
今日は平和
片方理論は正しかった
勝ったな
風呂入ってくる
慢心するな
報告
後輩ちゃん、家庭科室に入った
家庭科室なら安全
調理なら先生いるでしょ
いる
なら大丈夫
先生が「今日は何作るの?」って聞いてた
かわいい
後輩ちゃんが「合宿で頑張っている先輩たちに送れるものを試作したくて」って言ってた
いい子
レス 151〜200
いい話
泣いた
そして?
「疲労回復と、口臭ケアと、集中力維持と、少しでも寂しくならないような気持ちを込めたクッキーです」って
最後
最後が不穏
気持ちを込めるな
いや気持ちは込めていいだろ
この世界では気持ちが物理現象になることがある
やめろ
スピカさん関連じゃなければ大丈夫では?
そう
今回はスピカさん関係ない
なら安全
最強メンタル計画ちゃん宛てだけど?
あっ
スピカさんじゃなくても危ない相手がいた
最強メンタル計画ちゃん特効?
後輩ちゃんの憧れと感謝と寂しさが詰まったクッキー
重い
でもかわいい
かわいいけど危ない
これ食べた先輩どうなるの?
幸せそうに気絶
いつもの
いや、今回は先輩側が合宿にいるから即被害は出ない
郵送?
合宿先に送るなら明日以降
つまり今日は大丈夫
やったぜ
本当に?
試食
あ
試食がある
家庭科室の先生逃げて
でも普通に味見するだけなら
報告
後輩ちゃんが一枚食べた
どうなった
にこにこしてる
セーフ!
よかった!
普通においしいらしい
平和!
今日は勝った
片方理論、証明
待って
なに
先生が食べた
先生?
どうなった
「おいしいわね。優しい味」って言ってる
レス 201〜250
完全勝利
平和!
大丈夫だった!
大丈夫って言ったじゃん!
疑ってごめん
後輩ちゃんは安全
いい子
かわいい
これで安心して寝られる
報告
後輩ちゃん、残りの生地を見て何か考えてる
やめろ
もう完成しただろ
そこで止まれ
先生も褒めた
味見も成功
完璧
終了
後輩ちゃんがノート開いた
閉じろ
ノートを閉じろ
お願い閉じて
何を書いてる
「先輩はきっと、もっと頑張っている」
あっ
「だから、もっと応援できる形に」
やめろ
善意アクセル入った
「合宿中でも持ち運べて、疲れた時にすぐ食べられて」
携帯食?
エナジーバー?
普通に有用では?
いや待て
「食べた瞬間、ひとりじゃないって思えるような」
概念を入れるな
また概念が生えた
調理に概念を混ぜるな
でも言葉としてはいい
いい言葉ほど危ない
スピカさんで学んだだろ
報告
後輩ちゃん、試作第二弾に入った
終わった
片方理論崩壊
いやまだ事故ってない
まだ調理してるだけ
学園側はまだ大丈夫
大丈夫って言って!
大丈夫
たぶん
たぶんをつけるな
家庭科室の窓からいい匂いがしてきた
お菓子だからね
いい匂いくらいする
なんか懐かしい匂い
レス 251〜300
ん?
実家みたいな
んん?
布団干した日の匂いみたいな
待て
それ食品の匂い?
あと、誰かに頭撫でられた気がする
食べてないのに?
匂いだけで?
終わりです
食品から安心感が漏れてる
安心感は漏れるものじゃない
家庭科室前、通行止めにしろ
報告
家庭科室前に人が集まり始めた
やめろ
匂いに釣られてる
お菓子の匂いなら仕方ない
目がとろんとしてる子がいる
仕方なくない
先生!
先生は?
先生も「いい匂いねぇ」って言ってる
ダメだ
先生側も落ちかけてる
たづなさん呼べ
たづなさんは?
今、合宿関連の書類処理中
忙しい時に限って
理事長は?
呼ぶな
絶対呼ぶな
理事長は香り系に弱い実績がある
弱い実績って何?
金庫を見ろ
やめろ
報告
後輩ちゃん本人は平気そう
作成者耐性
いつもの
いや、最強メンタル計画ちゃんは作成者なのに毎回落ちるぞ
あの子は完成品を全力で受け止めにいくから
受け止めるな
後輩ちゃんは自分宛てじゃないから平気なのかも
つまり先輩宛て特効
最強メンタル計画ちゃんに届いたらどうなる?
幸せそうに寝る
それはそれで見たい
わかる
わかるな
報告
家庭科室前の廊下で三人座り込んだ
アウト
レス 301〜350
事故です
学園側も大丈夫じゃなかった
片方理論、崩壊
いや待て
気絶まではしてない
座り込んでるだけ
「なんか落ち着く……」って言ってる
アウト寄りセーフ
セーフ寄りアウト
たづなさん来た!
勝った
たづなさんなら勝てる
たづなさんが廊下の空気を嗅いで止まった
止まらないで
耐えて
たづなさんが無言でハンカチを口元に当てた
プロ
やっぱりプロ
家庭科室に突入した
頼む
数分経過
どうなった
後輩ちゃんがしょんぼりしながら出てきた
かわいそう
たづなさんに怒られた?
怒られたというより
「とてもいい発想です。でも配布前に必ず相談してくださいね」って言われてた
優しい
たづなさん優しい
後輩ちゃん泣きそう
悪意ないもんな
たづなさんもそこは分かってる
試作品は?
密閉容器へ
金庫?
食品だから冷蔵庫
冷蔵庫ならセーフ
ただし張り紙が貼られた
何て?
「開封禁止・要確認」
また増えた
金庫じゃなくて冷蔵庫に封印物が増えた
冷蔵封印は新しい
冷蔵庫「聞いてない」
報告
たづなさんが試作品の名前を確認してる
名前あるの?
ノートに書いてあるらしい
何て?
「先輩ひとりじゃないよ携帯クッキー」
かわいい
かわいいけど重い
名前だけで効く
レス 351〜400
最強メンタル計画ちゃんに見せたら泣くぞ
泣いて食べて気絶する
確定演出
たづなさんが頭抱えてる
でしょうね
後輩ちゃんが「先輩に食べてほしくて……」って言ってる
いい子
いい子なんだよ
本当にいい子なんだよ
だから困る
たづなさんが「気持ちは、きっと伝わります。だからこそ、安全に伝えましょうね」って
名言
たづなさん……
これ後輩ちゃんに刺さってる
教育者だ
ちゃんと導ける大人がいてよかった
今日の学園側、ギリギリ大丈夫だった?
ギリギリ
気絶者なし
廊下で座り込んだだけ
封印物は増えた
大丈夫とは?
学園基準では軽傷
軽傷の定義が壊れてる
合宿側:ウォータースライダー封鎖
学園側:冷蔵庫に封印クッキー追加
同時多発じゃねえか
片方理論、終了
いやでも大惨事にはなってない
たづなさんが早かった
やっぱりたづなさんが防波堤
防波堤に負荷をかけるな
後輩ちゃん、反省してる?
してる
ほんと?
ノートを閉じてる
よし
ペンは?
持ってる
あっ
でも書いてない
ならセーフ
たづなさんが横にいる
ならセーフ
報告
後輩ちゃんが小さく「安全に伝える……」って呟いた
いい成長
これは大丈夫
報告
そのあと「なら、お手紙を添えれば……?」って呟いた
あっ
手紙
気持ちを安全に伝える手段
レス 401〜450
これは普通に安全では?
手紙なら危険物じゃない
物理的には
最強メンタル計画ちゃんに後輩ちゃんからの手紙?
泣く
泣いてクッキー食べる
気絶
結局じゃねえか
たづなさんが「お手紙は良いと思います。ただ、内容は一度見せてくださいね」って言った
完璧な対応
赤ペン先生不在時の臨時赤ペン先生
たづな先生
頼もしすぎる
今日の結論
片方で何かあっても、もう片方が大丈夫とは限らない
当たり前
でもたづなさんがいれば被害は抑えられる
ただしたづなさんの胃は削れる
守れ、たづなさんの胃
胃薬を差し入れよう
後輩ちゃんが胃に優しいクッキー作りそう
やめろ
それは絶対やめろ
胃を癒やす概念入りクッキー
たづなさんが寝る
終わり
このスレを後輩ちゃんに見せるな
絶対に見せるな
でも後輩ちゃんは本当にいい子
それはそう
最強メンタル計画ちゃんも赤ペン先生も、帰ってきたらちゃんと褒めてあげてほしい
そして止めてあげてほしい
褒める係と止める係が必要
赤ペン先生一人で両方やってたのすごくない?
今さら?
企業が欲しがるわけだ
トレセンも手放すな
結局、今日の学園側は大丈夫だったの?
大丈夫
大丈夫だったことにしよう
封印物は増えたけど
気絶者はいないから大丈夫
冷蔵庫に張り紙貼られただけだから大丈夫
廊下で数人座り込んだだけだから大丈夫
大丈夫の圧がすごい
大丈夫って言って!
大丈夫!
大丈夫!!
大丈夫!!!
なお、たづなさんの胃
大丈夫じゃないです……。