外伝09:赤ペン先生のバイト編


── バイトを始めます ──

「少しだけ、バイトすることにしたんだ」

そう言った瞬間、向かいのベッドに座っていた親友の耳が、ぴこ、と揺れた。

机の上には、いつものようにノートが積まれている。赤いペンでびっしりと書き込みが入ったノート。企画書。実験計画書。改善案。反省文のようで反省しているようで、最後の最後でやっぱり明後日の方向へ全力疾走している、あの子の記録。

私が何度も何度も読み返して、危険な単語に線を引き、矛盾に丸をつけ、最後に大きく、

『まず提出前に相談』

と書いたもの。

そのノートの主が、ぱちぱちと瞬きをして、私を見ていた。

「バイト……?」

「うん。出版社のお手伝い。資料整理とか、原稿チェックの補助とか、誤字脱字の確認とか」

赤ペン先生だ!」

「その呼び方やめて」

「でも赤ペン先生だよ!」

この子は嬉しそうに笑った。悪意はない。悪意はないのだが、掲示板でその呼び名が微妙に定着しつつある気がして、私は頭を抱えている。

ずっとこの子の隣にいて、振り回されて、引きずられて、止めて、怒って、赤ペンを入れてきた。気づいたら、私はこの子の企画書を読むのが少し得意になっていた。どこが危ないか。どこで話が飛んでいるか。どこを直せば、人にちゃんと伝わる形になるか。

最初は、ただ止めるためだった。でもいつの間にか、直すことそのものが少しだけ楽しくなっていた。

もちろん、楽しいなんて本人には言わない。言ったら絶対に調子に乗る。絶対に。

「バイトの日は部屋にいないんだよね」

「まあ、少しだけね」

「そっか」

その声が、ほんの少し寂しそうで。私は胸の奥が、きゅっとした。

「バイトの日でも、夜には戻るよ」

「本当?」

「本当。帰ってきたら話聞かせて」

「うん! 出版社ってどんなところかとか、原稿ってどんな感じかとか、赤ペンは何色使うのかとか」

「赤ペン前提なの?」

「違うの?」

「違わないけど」


── 出発前の確認 ──

そして私は、鞄にノートと筆記用具を入れる前に、親友と向き合った。

「私がバイトでいない日なんだけど」

「うん」

「変なことしないでね」

「……変なこと?」

「変なこと」

「どこからが変なこと?」

「その確認がもう怖い」

親友は真剣な顔で考え込んだ。やめてほしい。真剣に考えないでほしい。

「たとえばスピカさんの声を環境音として流す装置を改良するのは?」

「だめ」

「まだ言い終わってない」

「言い終わる前にだめ」

「じゃあ、無音で精神力を鍛えるために、スピカさんの気配だけを再現する――」

「だめ」

「気配だけだよ?」

「気配だけの時点で何をどう再現するつもりなの」

「じゃあ、出版社に提出できるような企画書の練習をするのは?」

「それは……内容による」

「やった!」

「ただし、テーマは事前に見せて」

「えっ」

「えっ、じゃない」

私は親友の目をじっと見る。親友も私の目をじっと見た。しばらく沈黙。

そして親友は、ほんの少しだけ視線をそらした。

「……提出前に相談」

「そう」

危険な単語は使わない」

「そう」

「スピカさんの五感再現をしない」

「そう」

「理事長に見せない」

「かなり重要」

「あと、私がいない間に新しいノートを買わない」

「えっ」

「えっ」

「新しいノートもだめ?」

「何を書くつもりだったの」

「まだ何も」

「その『まだ』が怖い」

親友は少しだけ不満そうに頬を膨らませた。でも、すぐに笑った。

「わかった。バイト応援する。私は大人しくしてる」

「本当に?」

「本当に本当に」

「……信じるからね」

「うん!」

明るい返事だった。とても明るかった。だからこそ、不安だった。

でも、何もかも疑っていたら前に進めない。

部屋を出る前に振り返ると、親友が両手を振っていた。

「がんばってー!」

「うん。行ってくる」

「いってらっしゃい、赤ペン先生!」

「だからその呼び方やめて!」

そう言い返しながら、私は部屋を出た。扉が閉まる直前、親友が小さく呟いた声が聞こえた。

「……私も、がんばろ」

私は足を止めかけた。でも、振り返らなかった。

振り返ったら、たぶん聞いてしまう。何を頑張るの、と。そして答えを聞いてしまったら、バイトどころではなくなる可能性がある。だから私は、聞かなかったことにした。

……大丈夫。きっと大丈夫。たぶん。おそらく。できれば。

そう自分に言い聞かせながら、私は出版社へ向かった。


── 出版社という場所 ──

出版社は、思っていたよりも静かだった。

いや、静かというより、音が整っていた。紙をめくる音。キーボードを叩く音。電話の短いやり取り。誰かが小さな声で確認する声。大きな声で騒ぐ人はいない。

担当さんは私に最初、原稿の誤字脱字チェックを任せてくれた。

読む。確認する。線を引く。丸をつける。

これは、知っている。

こんなに大量の文章を読んで赤字を入れるのは初めてだけれど、やっていることは同じだ。

私はいつもより少し丁寧に、でも迷わずペンを動かした。

数時間後、担当さんが確認してくれた。

「……あなた、こういう作業、向いてますね」

少し驚いた声だった。

「誤字脱字だけじゃなくて、この注釈、作者さんに確認した方がいい箇所まで拾ってる。こっちの方が読みやすい流れになりますね、って書いてくれてる。気づいてたんですか?」

「あ、えっと……余計でしたか?」

「全然。こういうの、欲しいんですよ、実は」

私は少し戸惑いながら頷いた。

担当さんが言った言葉が、しばらく頭に残った。

向いてますね。

……そうなのだろうか。

自分ではよくわからない。ただ、誰かの書いたものを読んで、おかしいところや飛んでいるところを見つけるのが、それほど苦ではなかった。

むしろ、少し楽しかった。

そのことが、少しだけ不思議だった。


── ショーウィンドウの前で ──

バイトを始めてから、少しだけお金が貯まった。

自分で働いて、自分で受け取ったお金だった。

休日の街を歩いているうちに、ふと足が止まった。アクセサリーショップだった。

きらきらしすぎるものは、あの子にはたぶん合わない。いや、合わないというより、作業中に邪魔になる。大きな飾りがついているものは、机に当たりそうだ。音が鳴るものも駄目。あの子は集中し始めると周囲を忘れるから、どこかに引っかけるかもしれない。

指輪は、ペンを持つ時に気になるかもしれない。ネックレスは、机に向かう時に揺れるかもしれない。髪飾りは、たぶんすぐ外してしまう。

私は棚を見ながら、ひとつずつ却下していった。

なんだろう。プレゼントを選んでいるはずなのに、危険予測をしている気分になってきた。

でも、これは大事だ。あの子に渡すものは、見た目だけで選んではいけない。

安全。邪魔にならない。本人がちゃんと使える。できれば、少しだけおしゃれ。そして、見た時に嬉しくなるもの。

そう考えながら見ていると、小さなブレスレットが目に留まった。

細い金属の輪に、淡い色の小さな石がひとつだけついている。派手ではない。でも、光が当たると優しい光沢が出る。机の上でふと手元を見た時に、少しだけ柔らかく光るような感じ。

「プレゼントですか?」

店員さんに声をかけられた。

「友達に。作業の邪魔にも、なりにくそうですか?」

「細めなので、机に当たりにくいと思います」

よかった。

ブレスレットを選びながら、私は少し考えた。あの子がノートを書く時。ペンを持つ手首に、これがある。危険な単語を書きかけた時。ふと光が目に入る。そして、私の赤ペンを思い出して、一瞬だけでも踏みとどまる。

……そう考えている時点で、プレゼントというより安全装置みたいになっている気がした。

でも、まあ。いい。可愛いし。似合いそうだし。安全装置にもなるなら、それに越したことはない。

「では、これをお願いします。プレゼント用にしてもらえますか」

小さな箱に入れてもらって、淡い色の包装紙と細いリボンで包んでもらった。

受け取った瞬間、急に恥ずかしくなった。

なくても困らないもの。でも、あったら嬉しいかもしれないもの。そういうものを、私はあの子のために買った。

それが、少しだけ照れくさかった。


── ただいま ──

部屋の前に着いた。いつもの確認をする。

中から変な音はしない。変な匂いもしない。光も漏れていない。

よし。

「ただいま」

扉を開けると、予想通り、あの子は机に向かっていた。背中を丸めて、ノートに何かを書き込んでいる。ペンが紙の上を走る音。真剣な横顔。ほんの少し眉間に皺を寄せている。

でも、今日はその姿を見て、少しだけ笑ってしまった。本当に、いつも何か書いている。

「おかえり!」

「ただいま。何書いてたの?」

「友達応援計画の改善案!」

「……安全?」

「安全!」

「レベル制は?」

「ない!」

「五感再現は?」

「ない!」

「環境化は?」

「ない!」

「理事長に見せる予定は?」

「ない!」

「よろしい」

いつもの確認を終えて、私は鞄を置いた。そして、少し迷ってから、紙袋を取り出した。

「それ、何?」

「えっと……バイトで、少しお金が貯まったから。その、買ってきた」

「何を?」

「あなたに」

あの子が固まった。目をぱちぱちさせる。耳も尻尾も、ぴたりと止まる。

「……私に?」

「うん」

「プレゼント?」

「うん」

「なんで?」

「なんでって……友達だから」

言った瞬間、自分で少し恥ずかしくなった。でも、間違ってはいない。友達だから。いつも困らされているけれど。危険物を作られそうになるたびに胃が痛くなるけれど。何度赤ペンを入れても、なぜか別方向へ進化するけれど。それでも、友達だから。

私は紙袋を差し出した。

あの子は、両手でそっと受け取った。まるで壊れ物みたいに。袋を見て、私を見て、また袋を見る。

「開けていい?」

「もちろん」

リボンを解く手が、少し震えていた。包装紙を開ける。小さな箱が出てくる。蓋を開ける。中のブレスレットが、部屋の明かりを受けて、柔らかく光った。

あの子の目が、大きく開いた。

「……きれい」

小さな声だった。いつもの「できた!」や「ひらめいた!」ではない。本当に、ただ綺麗だと思って出た声。

「作業の邪魔にならなさそうなのを選んだんだけど」

「これ、私がつけていいの?」

「あなたに買ったんだから、もちろん」

「でも、こんなの」

「こんなの?」

「可愛い」

あの子はブレスレットを見つめたまま言った。

「私、こういうの、あんまり持ってない」

「知ってる」

「似合うかな」

「似合うと思ったから買ったんだけど」

そう言うと、あの子はまた固まった。そして、少しずつ顔が赤くなった。

私まで恥ずかしくなる。

「つけてみる?」

「うん!」

私は箱からブレスレットを取り出し、あの子の手首にそっとつけた。

細い手首。普段、ノートを書き続けている手。何度も危険な計画を書き出してきた手。

でも、今日はそこに、小さな光が乗った。

思った通り、よく似合っていた。

「うん。似合う」

あの子は手首を持ち上げて、角度を変えながらブレスレットを見ていた。光が小さく揺れる。

「すごい……」

「そんなに高いものじゃないよ」

「そうじゃなくて」

あの子はブレスレットを見つめたまま、ぽつりと言った。

「友達が、私のために選んでくれたんだなって」

その言葉に、私は少しだけ息を止めた。まっすぐすぎる。この子は時々、本当にまっすぐすぎる。

私は急に照れくさくなって、視線を逸らした。

「まあ、その……作業の邪魔にならないものを選んだだけだよ。あと、そのブレスレットを見るたびに、危ないことしないか踏みとどまるんだよ」

言った瞬間、自分で「それはどうなの」と思った。せっかくのプレゼントなのに。もっと普通に、「似合うから」とか、「大事にしてね」とか言えばいいのに。

あの子は、手首のブレスレットを見た。それから私を見た。少しだけ、返事が遅れた。

「……うん!」

その間。絶対に、何か考えた。

「今、何を考えたの」

「えっと」

「その間は何」

「ブレスレットを見るたびに踏みとどまる……つまり、視覚的リマインダーとしての安全装置……?」

「やっぱり」

「でも安全な意味で!」

「安全装置って言葉がもう危ない」

「でも友達がくれたものだから、危ないことをしそうになったら見る!」

「それはいい」

「そして、これは友達からの信頼の証……」

「まあ、そう言ってもいいけど」

「信頼を裏切らないために、危険な計画をしない!」

「うん」

「でも、危険かどうかを判断するには、まず計画案を立てて――」

「そこ」

「あっ」

「そこだよ」

私は思わず笑ってしまった。あの子も、ばつが悪そうに笑った。

わかっていない。絶対に完全にはわかっていない。でも、それがなんだかおかしかった。

ブレスレットをもらって、嬉しくて、感動して、それでも次の瞬間には「視覚的リマインダー」だの「安全装置」だの考えてしまう。

それが、この子なのだ。困る。本当に困る。でも、嫌いになれない。

「とにかく。それはプレゼント。計画用の道具じゃない。実験器具でもない。安全装置でも、まあ少しはあるけど、主目的は違う」

「主目的」

「その言い方もやめて」

「じゃあ、何?」

私は少し迷った。でも、今日はちゃんと言った方がいい気がした。

「あなたに、普通に喜んでほしかったから」

あの子が、また固まった。今度は完全に。耳も尻尾も、手も止まる。

そして、少しずつ、頬が赤くなっていく。

「……普通に、喜んでほしかった」

「うん」

「私に?」

「何回聞くの」

あの子はブレスレットをそっと撫でた。指先で、小さな石に触れる。その表情は、いつもの問題児とは少し違って見えた。

しばらく、黙っていた。

そして、静かに言った。

「……ありがとう」

まっすぐな言葉だった。

私は照れくさくて、少しだけ視線をそらした。

「うん」

それだけしか言えなかった。でも、それで十分だった。


── たづなさんの独白 ──

報告書の束を閉じて、私は小さく息を吐いた。

理事長室の窓の外では、夕方の光が少しずつ薄くなっている。

最近、廊下の声の中に、もう一つ混じるようになった。

赤ペンの子の話。出版社でのバイト。初日から優秀だったという話。漫画家の先生に赤字を入れて、見開きの方向性を変えた話。その先生が、彼女に担当になってほしいと頼んだ話。

もちろん、正式には学生バイトです。出版社側の判断は当然です。しかし、本当に、学生バイトの領分ではありません。

最初に彼女を意識したのは、最強メンタル計画の一連の報告だった。

その問題児の隣に、いつもいたのが、赤ペンの子だった。

彼女は、あの子をただ否定しなかった。叱りはする。止めもする。危険な単語には線を引く。時には、かなり容赦のない赤字も入れる。

けれど、その赤字は不思議と、相手を折るためのものではなかった。

『目的は良い』

『方法が危ない』

『ここから先は相談してから』

『人を巻き込む前に提出』

私は最初、そのノートを見た時に、少し驚いた。この子は、本当によく見ている。危険性だけではない。あの問題児の中にある、善意や願いの部分まで見ている。

赤ペンの子は、そこを見落とさない。だからこそ、あの子も赤字を受け取るのでしょう。

それは、とても難しいことです。大人でも、なかなかできません。

彼女は、何度も何度も向き合ってきたのでしょう。困って。怒って。呆れて。心配して。それでも隣にいて。何度も赤ペンを入れて。その積み重ねが、今の彼女を作っている。

そして、あのブレスレットの話。

照れ隠しのように言ったとか。

『そのブレスレットを見るたびに、危ないことしないか踏みとどまるんだよ』

……思わず、口元が緩みました。

本当に、彼女らしい。プレゼントを贈る時でさえ、安全確認が入る。でも、それは冷たいからではない。相手をよく見ているから。

そして、本当はきっと、ただ喜んでほしかったのでしょう。それも、ちゃんと伝えたと聞きました。

『普通に喜んでほしかったから』

その一言を言えたことが、私は少し嬉しかった。

あなたに、普通に喜んでほしかった。

それは、とても素直な言葉です。

彼女自身の自己評価が、ほんの少しずつ育ってくれれば。そう思います。

ただし。問題は、あのブレスレットが今後、何かの計画に組み込まれないかという点です。

いえ、笑い事ではありません。あの子なら、やりかねません。

視覚的リマインダー。安全装置。赤ペン認証。ブレスレット型メンタルサポート。友情反応型危険察知機構。

……考えれば考えるほど、妙な名称が浮かんでしまうのは、私もだいぶ毒されているのかもしれません。

私は机のメモに小さく書きました。

『ブレスレット関連:改造・量産・発光・音声・香り・振動・環境化禁止。理事長への共有時は同席推奨』

……何を書いているのでしょう、私は。これも仕事です。たぶん。おそらく。この学園では。


その時、理事長室の扉が勢いよく開きました。

「たづな! 聞いたか! 友情のブレスレットなるものが――」

「理事長」

私は笑顔で立ち上がりました。理事長の耳が、ぴんと立ったまま止まります。

「量産する予定はありませんね?」

「……」

「発光機能をつける予定は?」

「……」

「音声機能は?」

「……」

「香りは?」

「……」

「振動は?」

「……」

「環境化は?」

「……」

理事長は、ゆっくりと視線を逸らしました。私は笑顔のまま、もう一歩近づきました。

「……発案ッ! ま、まだ発案段階である!」

「却下です」

「即決ッ!?」

「即決です」

理事長は肩を落としました。けれど、すぐに咳払いをして、いつものように胸を張ります。

「しかし、友情を大切にすること自体は良いことだろう!」

「それはもちろんです」

「制度化しない範囲で、見守りましょう」

「……うむ」

少しだけ不満そうでしたが、理事長は頷いてくれました。

私はほっと息を吐きます。

本当に、油断も隙もありません。

けれど。

理事長が友情を喜ぶ気持ちも、わかるのです。危なっかしい子を、ただ危ないと遠ざけるのではなく、隣で見てくれる子がいること。自己評価の低い子が、自分の手で誰かを喜ばせられたと知ること。それは、とても良いことです。

私は新しいメモを一枚取り出し、そこに短く書きました。

『赤ペンの子:評価と期待をかけすぎない。具体的に褒める。休息を確保。本人の意思を尊重』

『最強メンタル計画ちゃん:ブレスレット関連の改造禁止。相談できたら褒める』

『二人の関係:安全装置ではなく、友情として扱うこと』

それを書き終えた時、私は少しだけ笑いました。

赤ペンは持っていないけれど。今の私は、まるで彼女の真似をしているようです。

危ないところに線を引き、でも、良いところは残す。

彼女から学ぶことは、大人の私たちにもたくさんあるのかもしれません。

窓の外で、夕日が沈んでいきます。

今日も学園は、少し騒がしくて、少し危なっかしくて。

それでも、悪くない一日でした。